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Channel: 教えて!ウルフィ
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「見て良かった」へ全力

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 この春、入社以来最大の転機が訪れました。6年半携わった朝の情報番組「ドデスカ!」から、夕方の「UP!」の担当になったのです。
 担当が変わり一番大変だったのは、生活の時間帯が大きく変わったこと。体は「時差ぼけ状態」で、番組が終わると体はグッタリ。家に帰るとベッドに倒れ込む……。当初はそんな毎日でした。
 ですが意外なことに、1週間ほどで体が順応し始めました。これまでは深夜2時過ぎに起きていたので、「夜中に起きてしまうかも……」と心配していたのですが、杞憂(きゆう)に終わり(笑)、朝までぐっすり。今は、新しい生活にも慣れてきました。
 朝の番組は「元気と明るさ」がテーマでしたが、夕方は「ホッとできる安心感」がテーマ。地道に努力を重ねられている生産農家さん、伝統工芸を守り続けている職人さん……。勇気がわくような話題をたくさん届けたいと思っています。
 また、社会問題にも迫っていきたいです。教員免許を持っており、関心も強い教育問題、働く女性が抱える課題。伝えたい思いを大切にし、特集の企画や提案もどんどんしていくつもりです。
 ハードな毎日ではありますが、「見て良かった」と思って頂ける番組がお届けできるよう、全力でがんばります。(鈴木しおりアナウンサー)

先日取材した幻の国産グレープフルーツ!知多半島で栽培されています

※朝日新聞名古屋本社版 2014年4月30日掲載 / メ~テレ・朝日新聞社に無断で転載することを禁じます。


過去を知り、災害に備え

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 5月20日の「池上彰と考える!巨大自然災害から命を守れ」(夜7時)では、南海トラフ巨大地震に向けた備えについて考えます。
 池上さんとの防災特番も3回目。私はこの地方に残る大地震・津波の痕跡を探るパートを担当し、池上さんと現地取材を行っています。
 今回向かったのは日泰寺(名古屋市千種区)。実は、敷地内には関東大震災(1923年)に関するお堂があるんです。
 名古屋と関東では一見縁遠そうにも思えますが、当時は名古屋からも様々な団体が被災地支援に向かいました。日泰寺では、避難者の受け入れのほか、大火災によって多数出た身元不明の遺骨を有志で収集にもいったそうです。お堂は、その供養のためのものだったのです。
 現在このお堂を管理しているのは、祖父が遺骨収集のメンバーだったという60代の男性。大阪にお住まいですが、定期的に名古屋に通われています。ご本人は阪神大震災を経験し、先祖が残したお堂を通じて過去の震災を伝えていくことに使命を感じておられるようでした。
 過去の大災害を探り、次に備えることは非常に大切です。番組では関東大震災の時に名古屋で何が起きたのか、池上さんが明らかにします。ご期待ください。(川村真司ディレクター)

日泰寺境内の関東大震災被災者を奉るお堂を取材する池上彰さん(中央)

※朝日新聞名古屋本社版 2014年5月14日掲載 / メ~テレ・朝日新聞社に無断で転載することを禁じます。

 

二つの原発事故現場

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 27日放映の「メ~テレドキュメント 汚された村から」(深夜1時59分)では、福島第一原発から約40キロ離れた福島県飯舘村と、チェルノブイリ原発から約80キロのウクライナ・ナロジチ地区での取材をもとに、原発事故後、人々がどんな事態に巻き込まれたのかを見つめます。
 現在4~10歳のひなちゃん、そらちゃん、みっちゃんの三姉妹が飯舘村の自宅を出たのは2011年3月12日の未明。福島第一原発でメルトダウンが起きているのをいち早く察知した両親が決断しました。当時の菅直人首相はメ~テレの取材に「早くから事実を知っていた」と認めていますが、飯舘村に避難指示が出たのは事故から1カ月以上後のことでした。津市で農業を再開したお父さんは「遅すぎる」と怒ります。
 一方、ナロジチ地区で暮らすブラジスラフ君は口や心臓などに障害をもって生まれてきました。お母さんは「事故直後、何も知らずに汚染した野草をたくさん食べてしまった」。自分の被曝(ひばく)が息子に影響したのではと、自身を責め続けています。
 二つの事故は私たちに原発とどう向き合っていくのかという課題を突き付けました。あの日、何が起き、事故の影響調査はどこまで進んでいるのか――。微力ながら、実態を見つめ直すお手伝いができたらと思っています。(安藤則子ディレクター)

飯舘村から三重県に避難してきた三姉妹一家

※朝日新聞名古屋本社版 2014年5月21日掲載 / メ~テレ・朝日新聞社に無断で転載することを禁じます。

少女は母の故郷へ

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 28日放送のメ~テレドキュメント「母の国へ~馬瓜エブリン18歳~」(午前10時30分)では、2020年東京五輪代表を目指す女子バスケットボール選手・馬瓜エブリンさんが16年ぶりに母の故郷ガーナを訪れる様子を紹介します。
 エブリンさんはガーナ出身の両親のもと愛知県で生まれ育ち、14歳で帰化。中学2年でU―16日本代表となり、桜花学園高校(名古屋市)3年生だった昨年度は、高校の主要3大会で3冠を達成しました。
 エブリンさんのドキュメンタリーは14歳・17歳に続く3作目。かつては周囲との外見の違いに悩み、国や国籍に翻弄されてきた少女も、今春アイシン・エィ・ダブリュ(愛知県安城市)に入社。取材班は、社会人になるのを前に「長く里帰りをしていない母に恩返ししたい」というエブリンさんと家族に密着しました。
 私たちが「日本から来た」というと、満面の笑みで「ようこそ!」と温かく迎えて入れてくれたガーナの人たち。どんな人も笑顔で受け入れてしまうエブリンさんの陽気な人柄は、間違いなくガーナの祖父母から受け継がれていると感じました。
 彼女はガーナで何を感じ取ったのでしょうか。成長の過程はもちろん表情の変化、また、女優・宮﨑あおいさんのすてきな語りにも、ご注目下さい。(中村春菜ディレクター)

祖母と再会したエブリンさん(中央)

※朝日新聞名古屋本社版 2014年5月28日掲載 / メ~テレ・朝日新聞社に無断で転載することを禁じます。

イクジイ具志堅が奮闘

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  孫の育児に積極的なおじいさんを指す「イクジイ」という言葉も、このところずいぶん浸透してきました。実は、ボクシング元世界チャンピオンの具志堅用高さんもそんなイクジイの一人。7日放送の「具志堅じぃじが行く!孫まご旅」(午後4時)では、具志堅さんが愛する孫のりまちゃん(4歳)、しまちゃん(3歳)と故郷・沖縄を旅する様子をお伝えします。
 ご自身のお子さん達が幼かった頃は仕事が忙しく、あまり子育てには関われなかったという具志堅さん。その反動もあり、今は「孫にベッタリ」。東京都内の2世帯住宅で一緒に暮らす孫たちの笑顔をみるのが、何よりも幸せなんだそうです。
 今回は、そんなうわさを聞きつけて番組出演をオファー。2泊3日のプランは具志堅さん自らが練り、マネジャーさんいわく、「可愛い孫をひとり占めできる」と出発日を楽しみにしていたそうです。
 しかし、そんな思いとは裏腹に孫との旅は初日からハプニングの連続! ごはんを食べてくれない、記念撮影では号泣、泊まった宿ではヤモリが乱入し大パニックに――。ついには、孫の口から一番聞きたくなかった「ママ~」のSOSが。
 思い通りにならず困り果てる具志堅さん。ほほえましい奮闘ぶりをぜひご覧下さい。(今宮裕也・総合演出)

宿にヤモリが乱入し号泣する孫の りまちゃん(中央)しまちゃん(右)をなだめる具志堅用高

※朝日新聞名古屋本社版 2014年6月4日掲載 / メ~テレ・朝日新聞社に無断で転載することを禁じます。

見られる意識をもって

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  アナウンサーというと、「人前に立つのが好きなんだろう」。こんなイメージを抱かれる方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
 でも、現場からのリポートで、アナウンサーが主役であってはいけません。事件現場に化粧ばっちりのアナウンサーがいるのはおかしいですし、地元の方にとって大切な行事にアナウンサーがズカズカと入っていくのも失礼です。
 主役はあくまで「情報」。私は一歩と言わず二歩三歩と引いて、取材をしつつも邪魔をしないように、主役を際だたせられるように、意識してきました。雨の日の梨農家さんへの取材では梨より地味な色のレインコートを選んだこともありました。
 でも――。この春から朝の情報番組「ドデスカ!」の司会に就任。スタジオから情報を伝える機会が多くなり、意識に変化がでてきました。
 これまでみたいに「テレビ映り」にあまり気を配っていないと、しょっちゅうメークさんやスタイリストさんに直されるんです。“元気で明るくてきれいなアナウンサー”であることも仕事のひとつかな、と考えるようになりました。
 見られることへの意識転換をしつつ、慌ただしい時間でも私がそこにいてくどくない、そんな存在を目指したいです。(徳重杏奈アナウンサー)

メインMCの徳重杏奈アナウンサー(左)

※朝日新聞名古屋本社版 20年6月18日掲載 / メ~テレ・朝日新聞社に無断で転載することを禁じます。

実況資料、自分で収集

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  プロ野球中継に不可欠な「実況」。アナウンサーは、試合の行方とともに最近のチームの様子や選手の成績など様々な情報を伝えます。
 それだけにもしかするとみなさんは、放送席には「実況用の資料」が専門の取材スタッフによって整えられており、アナウンサーはその場で伝えるだけ――。こんな風に思われているかもしれません。私も、入社前はそう思っていました。
 でも、それは甘かった。もろもろの情報は、担当アナウンサーが自分で用意しなければならないのです。
 2チーム分の事前資料作りは本当に時間がかかります。プロ野球には長い歴史がある分、データも膨大。かけようと思えば何日でもかかるので取捨選択が求められます。もちろん、捨てたはずの話を解説者の方が始められることもしばしば。入団当初の背番号の話が出て、とっさに反応できなかったこともありました。
 経験を重ねれば要領をつかめてはきますが、一方で「これも必要」と思うものも増え、かかる時間は変わりません。完璧だと思える中継ができる日はこないのではないかと、中継を終えるたびに反省ばかりです。
 次の担当は29日(午後3時20分)の中日―阪神戦。阪神ファンの声援に負けない実況をみなさんにお届けできるよう、資料とにらめっこをしています!
 (竹田基起アナウンサー)

実況をする竹田基起アナウンサー

※朝日新聞名古屋本社版 20年6月25日掲載 / メ~テレ・朝日新聞社に無断で転載することを禁じます。

快進撃の舞台裏は

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今春の選抜高校野球大会では、春夏通じて初の甲子園出場だった豊川(愛知)が、優勝候補を次々に破ってベスト4に上り詰めました。
 彼らの強さの源はいったいなんだろう――。選抜大会後、私は豊川高校に向かい、取材を開始しました。
 驚いたのは、野球部員たちの日課の「徹底ぶり」。朝6時20分に起床、同30分に全員で草取り、同48分に朝礼。寮をくまなく掃除し、朝食後には校門に並んで登校する生徒たちにあいさつ。朝から1分刻みのスケジュールです。これをほぼ毎日続けているというんですから、尊敬の念すら覚えました。
 チームの合言葉は「凡事徹底」。なんでもないような当たり前のことを徹底的にする、という意味です。氷見泰介主将が「野球以外でも日本一をとろうってやってきて、それがしっかりしっかりできた分、野球の神様が見てくれていたんじゃないかな」と話すのを聞いた時、私もはっとさせられました。
 ただ、彼らは春の栄光ではなく、もう夏を見ています。12日に開幕する愛知大会は、189チームが甲子園行きを争う全国屈指の激戦区。6日放送の「Spoken!」(深夜0時55分)では、日本一に向け妥協を許さない日々をおくる彼らの近況もお伝えします。(山口悟司ディレクター)

「Spoken!」司会の伊集院光(左)とアシスタントの金沢歩アナウンサー

 

 ※朝日新聞名古屋本社版 20年7月4日掲載 / メ~テレ・朝日新聞社に無断で転載することを禁じます。

 

 

 


データ放送で高野速報

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  熱い季節がやってきました! そうです、夏といえば、高校野球。岐阜はすでに開幕し、愛知・三重もいよいよ今週開幕します。
 さて、地上テレビ放送がデジタル化され、テレビ画面に文字や画像などのデータを送れるようになりました。メ~テレはこの「データ放送」を活用し、地区大会の全試合の速報を流します。
 実は、このデータを作成するチームは番組の制作陣とは別。もっとも多い日だと試合は1日20試合以上。膨大な試合への準備は、組み合わせが決まった瞬間からスタートです。
 対戦校や球場などのデータを整えて当日を迎えるのですが、天候によっては順延もありますし、場合によっては引き分け再試合なども……。そんな時は、翌日の試合の確認とデータチェックを一からやり直し。熱心なファンの方が多いだけに、ミスは許されません。球児たちの熱い戦いの陰で、私たちスタッフの奮闘が決勝まで続きます。
 データの活用は、ホームページや携帯サイトなどでも行います。さらに、今年はツイッターでもメッセージを募集。メ~テレ高校野球ホームページや愛知大会決勝(順調に進めば7月30日)の中継の際に、データ放送で紹介します。熱い応援メッセージ、お待ちしています!(メディアデザイン部・西川真司)

高校野球データ作成中のスタッフ

※朝日新聞名古屋本社版 20年7月9日掲載 / メ~テレ・朝日新聞社に無断で転載することを禁じます。

見たことあるけれど… 

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  「どこかで見たことあるけど……このキャラ何だっけ?」。デジタル放送が始まった2003年からメ~テレのマスコットとして活動してきたウルフィですが、知名度はまだイマイチ。街頭アンケートでは名前を思い出してくれる方がまだ全体の2割という結果に。
 画面にもっとたくさん出て、覚えてもらおう! この4月から、ウルフィの登場回数が増えました。
 番組の変わり目などに流れる「ウルフィ♪6チャン♪メ~テレ♪」とメロディーのついたサウンドロゴは、井上裕衣アナウンサーが可愛く歌ってくれました。リモコンで「番組表」ボタンを押すと――。装い新たになったメ~テレのロゴにウルフィの姿が(一部機種)。6の数字も羊の毛皮を思い出させるモコモコ仕様です。(ウルフィは「羊の皮をかぶったオオカミ」なんですよ!)
 14日からは新しいキャンペーンも始まっています。ウルフィが街に出掛けて名刺を配って自分とメ~テレをPRします。合わせて作ったCMも、流れ始めました。「知名度が低いのを挽回(ばんかい)しよう!」という内容のこのCM。撮影中、通りかかった方がウルフィを見て声をかけてくれたのですが……。「ねえ、あれは何て名前?」。CMの内容どおりのお言葉。ウルフィ、まだまだ頑張らないといけません。(宣伝部・曽我彩子)

ウルフィのCMの1シーン

※朝日新聞名古屋本社版 2014年7月16日掲載 / メ~テレ・朝日新聞社に無断で転載することを禁じます。

地域に飛び込む

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  今年で3回目となる「メ~テレサマーフェスティバルinセントレア」が21日まで、中部空港4階のイベントプラザで開かれています。
 今年は初めて、羊の皮を脱いだメ~テレのキャラクター「ウルフィ」が、日替わりで東海3県のご当地キャラクターとタッグを組み、地元のPRブースやステージを応援する形をとりました。
初日のステージでは、愛知県岡崎市のグレート家康公「葵」武将隊、オカザえもんと競演。武将隊の「堪忍をどり」の動きについていけないウルフィに、子どもたちからは「ウルフィ、がんばれ!」の声も飛び、大いに盛り上がりました。
 テレビ局は新聞社と違って、地域にきめ細かい取材拠点はありません。地域がいま抱えている課題をどう解決し、何を発信しようとしているのか、情報収集のアンテナが届きにくい面は否めません。
 とはいえ、こうしたイベントや地域の祭りなどでも連携を深めていけば、地域貢献という公共放送の役割もより果たせるはずです。自治体の観光担当者からは「テレビの影響力は大きい。ぜひ協力してほしい」との要望も多く聞きました。
ウルフィの堪忍をどりを舞台袖で見ながら、地域にもっと飛びこばねば、と思いを新たにしました。
(ビジネスデザイン部・阿部英明)

ステージでオカザえもんらと勝どきを上げるウルフィ(右から2番目)=1日、愛知県常滑市の中部空港

 「※朝日新聞名古屋本社版 2014年8月13日掲載 / メ~テレ・朝日新聞社に無断で転載することを禁じます。

 

 

 

キャスティングに自信

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「武士が愛したごはん」を巡る特番「武士ごはんランキング 江戸VS京都」(9月7日午後1時55分)。
全国ネットということで、「遠山の金さん」「桃太郎侍」……日本人のDNAに刷り込まれている「時代劇の英雄」高橋英樹さんに出演の依頼をしました。武士を演じなれている方が驚いたり、おいしいとおっしゃったりする姿を大勢の方にみていただきたいと思ったのです。
このキャスティング、大正解でした。英樹さんは、東京のみならず全国各地を時間さえあれば歴史をひもときながら歩き回るという、大の歴史好き。番組中はもちろん、撮影の合間にも笑いを交えてそのエピソードを披露してくださいました。仕事でご一緒するのは初めてで、緊張していたのですが、「とことん気さくで親しみの持てる方」でした。
一方、共演した娘の真麻さんは、桜田門外の変について英樹さんに説明を求めるも、熱を帯びる父の話に飽きたのか、説明途中でどこかへ行ってしまう奔放さ(笑)。この番組、和食・旅・大河ロマンといった要素に加え「人気芸能人の意外な素顔」ものぞける良さがあります。
私自身もそうなのですが「歴史にあまり詳しくないから…」という方こそ、むしろ楽しめる番組です。肩の力を抜いてご覧いただければと思います。
(松岡雄浩プロデューサー)

江戸(東京)を歩く高橋英樹(中央)、高橋真麻(右)、山崎弘也

 

「※朝日新聞名古屋本社版 2014年9月3日掲載 / メ~テレ・朝日新聞社に無断で転載することを禁じます。」

青春エキス満載ドラマ

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容姿も頭も運動神経も完璧なのに恋に苦労する男子高校生が奮闘する連続ドラマ「なぜ東堂院聖也16歳は彼女が出来ないのか?」(10月13日深夜0時20分スタート)を現在、メ~テレで制作しています。
人気コミックをドラマ化するにあたり、脚本の打ち合わせでは、スタッフも高校時代をふり返ってアイデアを出し合いました。
席替えのくじ引きで気になる子の隣になる▽教科書を忘れたので隣の子に見せてもらう▽好きな子と一緒に勉強するために遠くの図書館まで自転車で通う
――。青春の甘い思い出エキスを搾り出した演出に、ぜひ注目してみてください。
演じるのは、東海発のイケメンユニット「BOYS AND MEN」。出演者やスタッフが初めて一緒に仕事をする撮影初日はぎこちない雰囲気になることもあるのですが、本作はメンバー全員が同じ教室で共演しているので、初日から彼らのチームワークに助けられました。
待ち時間にふざけあったり、一緒にお昼のロケ弁を食べたりする彼らの姿は高校時代に戻ったようで、何だかうらやましく思えました。
息の合った出演者たちの青春学園ラブコメディーを楽しんでいただければ幸いです。名古屋の見慣れた風景がドラマ内に登場するのも見どころです!
(松岡達矢プロデューサー)

主演の小林豊(左から3人目)とボイメンメンバー、監督ら

※朝日新聞名古屋本社版 2014年10月8日掲載 / メ~テレ・朝日新聞社に無断で転載することを禁じます。

生中継は4秒差!?

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 メ~テレ朝の情報番組「ドデスカ!」(毎週月~金曜午前6時)でこの秋から、新コーナー「踊ろう!ウルフィ~ズ」が始まりました。
 午前7時半ごろ、「ウルフィダンスはっじまるよ~」のかけ声とともに生中継がスタート。東海3県の各地におじゃまして市町村の特徴やイベントなどを紹介し、最後にみんなでダンス。子ども、大人、時にはご当地キャラも登場し、東海地方の朝を元気に楽しく盛り上げています。
 中継といえば、大掛かりな機材車を想像しがちですが、この中継は違います。主な機材は、リュックサックに入るサイズの伝送装置とカメラだけ。現場の映像、音声は携帯電話の電波を使って送っています。みなさんが電話やメールをしたり、音楽や動画をダウンロードしたりするのと同じ電波で中継を行っているんです。
 そして実は、中継現場ではテレビの前のみなさんより、4秒、早く踊っています。
 仕組みはこうです。公衆回線で中継を成立させるためには限りある回線の伝送量を有効に使う工夫が必要。映像、音声データは伝送装置で極力小さくして現場から本社に送ります。その作業をするのに、ダンス中継なら基本4秒かかるのです。あなたも、中継に参加して、誰よりも早く踊ってみませんか?(豊吉公彦ディレクター)

リュックサックを背負い中継をするスタッフと大塚奈央子アナ(右

※朝日新聞名古屋本社版 2014年11月19日掲載 / メ~テレ・朝日新聞社に無断で転載することを禁じます。

 

新婚2人と気まま旅

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ウドちゃんが台本のない気ままな旅を続ける「旅してゴメン」の新年初回(1月3日午後4時25分)は、「冬の伊勢湾」と題した恒例の特別編。三重県伊勢市や鳥羽市エリアを行き当たりばったりで旅します。ゲストには女優・高橋ひとみさんと俳優・中尾明慶さんを迎えました。
中尾さんは伊勢も旅番組も初めてということで、最初はかなり緊張気味。一方の高橋さんは、鳥羽市の神島が舞台となった三島由紀夫の小説「潮騒」の映画(1985年公開)
に出演されており、思い出話は尽きません。撮影当時、喫茶店でコーヒーを頼むと付け合わせにアワビが大量に出てきて、毎日食べていたら鼻血を出してしまっとか。
そして実はお2人は、どちらも2013年に結婚したばかりの、まだまだ新婚。縁起かつぎにと伊勢市二見の夫婦岩へ訪れます。
ここで緊張も解けてきたのか、思わず中尾さんが本音をポロリ。妻である女優・仲里依紗さんに対し「もう少し優しくなりますように・・・」と願い、お守りを購入。(笑)。
高橋さんはクールな役柄が多く無口な印象ですが、本性は逆で明るく自由奔放な方でした。旅では「アレしたい! コレ食べたい!」と素顔の「自由っぷり」を発揮、ウドちゃんや中尾さんを振り回す様子が楽しめます。
(國井篤史プロデューサー)

伊勢・二見で夫婦円満祈願する、右から高橋ひとみ、ウド鈴木、中尾明慶

※朝日新聞名古屋本社版 2014年12月26日掲載 / メ~テレ・朝日新聞社に無断で転載することを禁じます。


エキストラは「仲間」

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 名鉄沿線を舞台にしたドラマ「名古屋行き最終列車」。2012年からシリーズを重ね、「ああ、あの寒 い時期の夜中にやるドラマね」と言っていただけることも増えました。今年も、めちゃ寒い2月2日から、第3弾を5夜連続で放送します。
地元SKE48の松井玲奈ちゃん、六角精児さん、大杉漣さんなど豪華俳優陣を迎え、スタッフとしては本当にやりがいのある撮影現場でした。そして、そこには約500人ものエキストラの方々が乗客役などとして参加してくれました。
撮影は終電後に行うことが度々なので、エキストラは終電後の駅に自力で来て帰る、という悪条件なことも。その上「数時間待っても映るのは肩だけ」という場合もあります。
第1弾の時はなかなか集まらなかったのが、今回は設定数以上の応募があり、ドラマ認知度の上昇を実感できました。中にはありがたいことに、毎回参加の方や、差し入れをくださる方まで。できるだけあいさつし、感謝を伝えました。そういうことで、エキストラは同志というか、仲間だと思っています。
寒い季節に心が温かくなる、たまに見てもまたほっこりするドラマを目指しています。みなさんもドラマを見て、良かったら次はエキストラで参加してくださいね。
(神道俊浩監督)

大杉漣さん(前から2列目の中央)とスタッフたち

「※朝日新聞名古屋本社版 2015年1月28日掲載 / メ~テレ・朝日新聞社に無断で転載することを禁じます。」

 

「遺産」バトルで誕生

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 東海地方のグルメや発明、達人など、後世に伝えていきたいすてきなものを紹介する特番「ニッポンど真ん中遺産」。メ~テレ50周年(2012年)を機に始まり、今年は11日午後2時から放送します!
 今回のサブテーマは「東海三県対抗バトル」。スタジオでは愛知・岐阜・三重出身のタレント陣の熱いご当地自慢バトルあり、世界にも東海地方のすばらしさを認めてもらおうとお招きした3県在住の外国人の方々によるトークバトルあり……。
 でも、バトルするのは出演者だけではありません。我々制作する側の人間にとっても大バトルなんです!
 というのも特番は「バラエティー番組チーム」と朝の情報番組「ドデスカ!チーム」の合作。ふだんは番組を一緒に作らないディレクターたちが一堂に会し、取材力・演出力を試されるのですから。
 先攻は「ドデスカ!」。1年間かけて3県の魅力を徹底取材しています。年々すごみを増すVTRを大量につきつけられ、バラエティーチームはタジタジ。このVTRをどうお届けしたら良さが一番伝わるのか?演出するのが後攻の腕の見せどころと、自然に鼻息も荒くなります。
 最も身近なライバルだからこそ、絶対負けたくない。そんなバトルの末に誕生した自信作です。お見逃し無く!(川本謙一プロデューサー)

右からコメンテーターの内田忠男、おすぎ、MCの佐藤裕二・徳重杏奈アナウンサー

※朝日新聞名古屋本社版 2015年2月11日掲載 / メ~テレ・朝日新聞社に無断で転載することを禁じます。
 

孫との旅でまごまご?

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 孫が可愛くて仕方がない。けれど親の教育方針を尊重するからどうしつけようか迷い、まごまごする。でも我慢や忍耐の大切さをわかってほしいから、諭すように伝える――。これは、世のじぃじ・ばぁば共通のことではないでしょうか。
 芸能人であっても同じです。蛭子能収さん、アニマル浜口さん、西川ヘレンさんがそれぞれ実のお孫さんと旅する「芸能界!じぃじ&ばぁば ウオッチングバラエティ 孫まご旅」(3月8日午後1時55分)の現場でしみじみ感じました。
 「孫に興味がない」とテレビで公言するほどの変人・蛭子さんも、「しんどい、もういやだ」と振り回されながらも、この旅ではちゃんと「じぃじ」しているんです。面倒をちゃんと見て、笑顔にしてあげていて……。これは驚きでした(笑)。
 じぃじ・ばぁばの「諭し」って、じわりと効くんですよね。お孫さんはその場ではぐずっても、後でその分笑顔が弾ける。「大切なことを教えてくれてありがとう、じぃじ、ばぁば」というような笑顔が。
 旅は庶民的でも喜怒哀楽に「まごまごぶり」にと三者三様の人間ドラマが見応えたっぷり。スタジオで見守った関根勤さん、北斗晶さん、菊地亜美さんもホロリとされていました。ぜひファミリーで見てほしいと思います。
 (松岡雄浩プロデューサー)

「まごまごした」旅をウオッチングする、左から北斗晶、関根勤、菊地亜美

※朝日新聞名古屋本社版 2015年3月4日掲載 / メ~テレ・朝日新聞社に無断で転載することを禁じます。

 

 

ちりばめた遊び心

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  愛知県警の女刑事が主人公のメ~テレドラマ「ミステリなふたり」が4月13日に始まります。仕事中は「氷の女」、でも家では年下夫にデレデレ。次々に起こる難事件に夫婦が立ち向かう1話完結型の「新感覚ラブコメミステリ」です。
 今回は、このドラマのちょっと変わった楽しみ方をお教えします。それは、「マル秘ゲスト探し」です。
 三谷幸喜監督作品のように大物俳優が1シーンだけ登場するケースや、ヒチコック映画のように大物タレントが通行人として登場するケース……。このドラマでは毎回どこかにマル秘ゲストが登場するのです。
 第1話のマル秘ゲストは、お笑い芸人・アンタッチャブルの山崎弘也さん。その特徴的な顔や声は、一度見たら忘れられないインパクトで、マル秘ゲストにはピッタリ。ただし、その登場シーンはとても短く気がつきにくいので、「ウォーリーをさがせ!」級にわかりづらく、1話目にして、相当難度は高いです。ちなみに、第4話まで連続で登場しますので、全て探すことが出来たらその方は、相当のザキヤマさん通かもしれません。
 以降も芸人さんだけでなく、大物女優さんなど、続々登場します。遊び心満載のドラマになっていますので、本編のミステリーと共にお楽しみ下さい。(太田雅人プロデューサー)

主人公・京堂景子役の松島花(左)とベテラン刑事・間宮役の神保悟志

 ※朝日新聞名古屋本社版 2015年4月8日掲載 / メ~テレ・朝日新聞社に無断で転載することを禁じます。

女性が作る恋愛ドラマ

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25~27日に3夜連続で放送されるメ~テレドラマ「想ひそめし~恋歌百人一首~」(深夜1時59分)は、百人一首の現代語訳から連想する視聴者の恋愛エピソードを基に、女性の切ない恋心を描きます。
百人一首と言うと、堅苦しいイメージを抱く人も多いかもしれません。でも実は、百人一首で描かれる千年前の人々の恋模様は連絡が来なくて落ち込んだり、異性と仲良くする恋人にやきもちを焼いたり-。いつの時代も、恋する人の想いは一緒なのです。
今回選ばれた3首も現代人にとって共感できる内容です。誰もが理想のヒロインにはなれず、全力の想いが必ず届くわけでもない。でも、思い切って動くと「何か」が変わる。そんな、自分自身の足で半歩踏み出そうとする現代のヒロインの姿を描くエピソードに仕上がりました。
テレビの制作現場はまだまだ男性の数が多いですが、女性の気持ちに寄り添いたいと、脚本家・監督・カメラマン・宣伝担当……など、女性スタッフにこだわって制作しました。会議の場はまさに「女子会」。女心がわからず頭を抱える男性スタッフを横に、女性スタッフは大盛り上がりをしていました。
夜眠る前のひととき、優しい感動をお届けします。お楽しみに。(企画・プロデュース 浅井千明)

物語を見守る、千年の時をさまよう神主役の中村倫也

物語を見守る、千年の時をさまよう神主役の中村倫也

※朝日新聞名古屋本社版 2015年5月20日掲載 / メ~テレ・朝日新聞社に無断で転載することを禁じます。

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